N.O.(Nord Ost)

学校ないし 家庭もないし 暇じゃないし カーテンもないし

2018年上半期ベスト的な音楽の話(前編)

f:id:no_nord_ost:20180716221639j:image


そんなに忙しい訳では無いけど仕事のウェイトがデカくてブログにまで手が回っていなかった。相変わらず音楽と漫画と入浴と徘徊と飲酒ばかりしています。
(漫画は)相変わらず金剛寺さんの独走状態ですが、ふたりモノローグ・わたモテ・オトメの帝国が最強過ぎて脳にきています。百合だけで良いっす


2018年は今のところライブにも通いつつ、改めて音楽をじっくり聴く年になっている。サブスク様々。元々CDって媒体がそこまで好きじゃなかったので、たまのレコード購入以外全部配信で聴いてしまう。
2018年上半期ベスト音楽について。アルバム/トラックの境目はかなり曖昧です

 

 

1.Desired/Timeless
Futurefunkはvaporwaveよりだいぶ快楽寄りで、性根と合わないのもある中ドンズバで刺さったDesiredの新譜。
Wake UpとDreamlandがダンスと郷愁の配分気持ち良すぎて鬼リピート確定。

 

2.パソコン音楽クラブ/DREAM WALK
tofubeats以降のインターネット音楽の集大成といった感じで、2010年代の金字塔に数えられるはず。
モール、公団、リゾート地。ハイファイな暮らしへの愛憎がない混ぜになりつつも、かつてのキラキラした広告群への憧れとリスペクトがしっかり芯に据えられていて素敵なアルバムでした。

 

3.世界は80年代に終了しました/海の夢
骨架的やEccojamsとかのルーツを除けばvaporwaveって完全にFloral Shoppeが源泉になった音楽だと思うけど、その支流の中でもノスタルジー色の強いものがあって、「海の夢」はそこを通っています。
仮想夢プラザと世界は80年代に終了しましたばっかり聴いてしまう。ドロドロの生ぬるい夢の中に少しずつ絡め取られる音楽。

 

4.サニーデイ・サービス/the CITY
サニーデイ・サービスの事は2016年の「DANCE TO YOU」でデビューした全く新しいバンドという扱いで聴いている。それがごく自然のことに思える。狂い方だけで言えばこのアルバムが断トツでベストかもしれない。とりとめの無い曲順、キャリア全部無視したスクラップ&ビルドがここに来て出来るの恐ろしいです。
曽我部さんがインタビューで「なんかね、全部の曲にオートチューンかけたいんですよね」といった旨の発言をしているのも笑えるけどメチャメチャ怖かった。

 

5.国府達矢/ロックブッダ
上半期ベスト。圧倒的ナンバーワン。spotifyのミックスで「アイのしるし」が流れてきて電車で立ち上がって降りてしまったぐらい衝撃作だった。
「うたもの」として秀でているのはもちろん、いわゆる実験とも違う独走ぶり、音作りの緻密さ、我流で音楽を追求していくとこうなるロールモデル化不可の稀有なアルバム。これはマジで最高だからいろんな人に聴かれてほしい。

 

6.cero/POLY LIFE MULTI SOUL
説明不要だと思う。これが2018年の音楽なんですよね、ポリ・ライフ・マルチ・ソウル。挙げずにどうする。ライブがマジで凄くて感動も忘れ呆然と観ていた。大停電の夜にとかやってたのにね。

闘争心を持たずに自分たちの美意識を追求しつづけていく姿勢は誰もが目指すべきところだと思う。

 

7.明日の叙景/わたしと私だったもの
今年すごく良かったなーと思うことのひとつが、1ミリも触れていなかったメタル/ハードコアを少し理解できたこと。
明日の叙景の美意識感覚、痺れます。全編に渡ってギターが良すぎる。知的な音楽

 

8.Klan Aileen/MILK
こちら側に未来永劫手を差し伸べて来ることのない音楽。異様な緊張感があってかなり怖い。「元旦」って曲がNEU!もビビるレベルのミニマルさで、聴いてると勘弁してください…と口に出したくなる。

 

9.折坂裕太/ざわめき
昨年対バンの殆どが全くピンと来ないライブに行ってしまいダレていた中で異様な輝きを誇っていた折坂裕太のep。異国のうたもの。国府達矢と同じで他の比較対象が全く見つからない…