N.O.(Nord Ost)

学校ないし 家庭もないし 暇じゃないし カーテンもないし

3月7日はサウナの日。Nord Ost的サウナ5選+1

元々入浴が好きだったのもあって最近急速にドハマりしています。依存に近いレベルで。

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高橋留美子の短編作品でもしばしば題材にされるように、中年男性a.k.a.オッサンには受難がつきまとう。
そんなオッサンたちが何とか見出す街の灯のひとつが、サウナや銭湯。社会の受難を抱える層が溶け込める場所は、ドロッとした落ち着きとささくれた安らぎ、不恰好なノスタルジーに満ちている。 

 

そんなわけで、日常に嫌気がさしたり疲労や不安に押しつぶされそうな人たちに最近良く行くオススメの風呂をピックアップしていきます。全部手ぶらで入湯可能!

 

 


1.上野「カプセル&サウナ センチュリー」

カプセルホテルとサウナは切っても切れない関係で、リズム&ブルース並みに言葉の親和性が高い。ローカル系銭湯のいなたさともスパ系施設のラグジュアリー感とも違う渋めの風情たっぷりなサウナ。


最近リニューアルしてかなり綺麗目になったけどそれでも抑えきれないゲットー感が漂う。養命酒、すしざんまい、年金がメインの老人のフリートークは必聴。
最大のポイントはその安さで、3h/800円という漫画喫茶にも殴り勝つコストパフォーマンスが魅力的。至高の立ち飲み屋カドクラとセットで「上野感」を満喫出来ること請け合い。

travel.rakuten.co.jp

2.祖師ヶ谷大蔵「そしがや温泉21」

首都圏銭湯と切っても切れないのが、黒湯。

都内のスキマを歩くと、実はあっちこっちで天然温泉がフツフツと沸くローカル銭湯にありつける。
その中でも両国の御谷湯とそしがや温泉は圧倒的なクオリティ!ここはサウナも小ぶりだけど凄く良い。水風呂だけじゃなく、マイナス10度かそこらの冷凍サウナ室も完備。


でも上記の要素をかき消すオンリーワン設備がそしがや温泉21の魅力で、なんとここには15mぐらいのプールがあります。水風呂代わりに泳げばそこは小5の夏休み、Secret Base〜君がくれたもの〜がリフレイン。

http://www.soshigaya-onsen21.com/

3.蒲田「ゆーシティ蒲田」

入口で情熱大陸のBGMが流れるパチ屋、青線の名残を感じる飲み屋通り、ストロングゼロの缶を抱えるジジイが跋扈するTHUGシティ蒲田のオアシス。
ローカル系銭湯の中でも最高のスポットで、ここも黒湯。しかも異様に黒い。コーヒーより黒いせいでよく足をぶつける。
サウナはvaporwave系BGMがうっすら流れるだけのシンプルな造り。水風呂は外気温連動系で雪の日とかはあり得ないぐらい冷たい。ブレを楽しめる銭湯。


必見なのが上階の宴会場兼休憩スペースで、完全喫煙可能な座敷の奥にセットされたカラオケから流れる演歌に乗せて知らないババアが力強く唄っているのを聴きながら曖昧になれる。ドロドロな雰囲気の割に清潔なので男女問わず楽しめるはずです、耐性があれば…

http://youcity.sakura.ne.jp/

4.新橋「オアシスサウナ アスティル」

 京浜東北線沿線サウナの頂点。男性専用・入館料3000円と超高級。

ですがサラリーマンの街だけに平日半額の安心感。1500円ちょっとでここまで贅沢な入浴体験ができるならなにも要らない。最高!

オートロウリュのサウナ室と濃いめのミストサウナの2室を備えていて、特にオートロウリュサウナはクソやばい照明設備でガンギマり間違い無し。水風呂はブルーの照明でVaporwave・ニューエイジ的な胡散臭いヒーリング感あり。

 上がったあとは周辺の飲み屋とセットで中年男性のロールプレイングを楽しめます。上質な暮らしって何だろう?

 

www.oasissauna.jp

 

5.横浜東口「スカイスパYOKOHAMA」

マンガサ道でも実質の舞台になっている著名なサウナ。水風呂の温度も低めで、ロウリュの開催もあったりと納得のホスピタリティ。
サウナ室と休憩スペースには大きな採光窓が取り付けてあって、景色にモチベーションの無い自分でも良い気分になる。暖まりながら深夜の高速や朝焼けを見られるのは唯一無二の魅力。ミストサウナも併設。


最大の魅力は深夜料金が存在しない点で、終電逃した時の逃げ場に最適。朝食も600円ぐらいで食べ放題。横浜駅にはここか古着屋のpaseliとluckyぐらいしか良い場所ありません。あと最近中本出来た。

 

EX.名古屋「ウェルビー栄」

番外編として、日本一と名高いウェルビー栄も。マジで凄すぎる。

この前旅行で念願のウェルビーに初訪。サウナへの価値観が完全に変わったとんでもない場所で、間違いなく日本最高峰の温浴施設。多分ここ行くためにまた名古屋へ向かう。
おおかたの施設は宿泊場所や風呂がメインでサウナはオマケなんだけど、ここはサウナへの思いが異次元過ぎて感動した。

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フィンランドの本場サウナ・ラップランドを完全再現するために造られた室温-20℃・水温0℃の「アイスサウナ」、セルフロウリュを存分に楽しめる「森のサウナ」から構成されるスペースが本当に凄すぎて、あれ以上の入浴トランス体験は2度と無いかもしれない。

 0°Cがどんな世界かと言うと、気温の冷たさのお陰で意外にもスッと入れる。10〜15秒後に全身が痛み始め、手すりなんか掴んでた日には手が離れない。

そしてベンチに沈み込んで目を閉じると、トレインスポッティング顔負けのズブズブなトランスが起こって、「不思議な状態」になる。異界。


このような感じで、グルーヴ系のサウナやローカル系のサウナ、ハイエンドなサウナについて書き留めてみました。
暖まって、冷えて、暖まって、冷えて、暖まって、出て、曖昧になる。この数時間の体験が、どれだけの救いになっているか見当もつかない。銭湯は最高。
まだまだdigが及んでいない施設がたくさんあるので仕事の傍らドンドン入ってみようと思っています。サウナは健康になりながらトリップ出来る至高のレジャーです。