N.O.(Nord Ost)

学校ないし 家庭もないし 暇じゃないし カーテンもないし

11/5 カクバリズムの15周年 @ 新木場STUDIO COAST

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マスフェスの余韻と腰痛を抱えたまま、新木場へ。洒落た人たちが7割、オタクの人たちが3割、当然オタク側へ加勢する運びとなった。コンビニでビールとウイスキーとビーフジャーキー買ってゴクゴク飲んだ。長丁場をなんとか過ごして結果大満足なものの、腰がおしまいになってしまった。

 

よかったもの

 

1.スカート

メジャーデビュー本当にめでたい。捻くれたセンスをポップスとして濾過して演奏するスカートは、そのセンスを決して不純物と扱わずにうまく両立しているレベルにまで達している。曲は新旧織り交ぜで、旧いので大好きな「セブンスター」、新曲で大好きな「さよなら!さよなら!」が1つ抜けたクオリティ。久々に観ると本当に落ち着く。

 

2.キセル

カクバリズムの夏祭りで初めて生で観たときのショックが忘れられないまま再見へ。凄すぎた。
はなればなれ、ギンヤンマといったド名曲から日本の土着的な匂いを感じる新曲まで。生で観るまで気づかなかったけど、今はドラムがキセルの骨子を造っているように聴こえる。羅針盤とも通ずる、内的に深く沈むような感覚が気持ちいい。

 

3.思い出野郎Aチーム

酔っ払った知らない兄ちゃんと喋りながら観た。メンバーの友達らしくて、青春と切っても切れないバンドらしい。それって正に思い出野郎なエピソードで、より一層楽しんで観れた。
「週末はソウルバンド」のカタルシスから出勤絶望ナンバー「月曜日」で締めくくり。救われた気がするし、周りのおじさんもみんなそうだった筈だ。

 

4.片想い

片想いの魅力は短いステージだと伝わりきらない。非音源のすばらしい曲たち(特に来るブルーが好きだ)もあんまり聴けないし、あのコントも控えめになってしまう。
それでも、他と替えの効かない魅力があるのが片想いで、とにかくいつ何度観ても最高。初めて生でセンチメンタルジントーヨー聴けてハッピー。

 

5.二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band

文句無しベストアクト。今日これ観れたからもう何も言うことない!本当に来てよかった。
21人のビッグバンドの瀟洒な音に全く負けない二階堂さんの痺れる歌と立ち振る舞いが去年観たクレイジーケンバンドと重なった。こんな奇跡的な音楽が不意に聴けてしまうから邦楽は面白いと思う。

https://youtu.be/LDPTA8mInLM
本当に最高!!

 

6.cero

1年ぶりで、新編成観るのは初めてだだた。ユリイカのインタビューで読んだ事柄と繋がるような緻密で鮮やかなステージだった。
obscure ride期よりも更にリズムに重点が置かれつつ、ジャンルの定義が無粋になるような孤高の道を突き進んでいる。2曲あった新曲が「街の報せ」以降の、メロディが弱まり情緒や表現が婉曲的となった雲隠れな音像をよりくっきりとさせた恐ろしい音楽だった。どこにいるのか分からなくなる。

 


カクバリズムが好きだからイベントに行くのではなく、あくまで「出ている人たちを観たいから」という理由でチケットを買ってるんだけど、毎度新しい発見があって興奮しながら帰ってるような気がする。結果的にカクバリズムが好きみたいだ。