N.O.(Nord Ost)

学校ないし 家庭もないし 暇じゃないし カーテンもないし

酒場と音楽

◼︎最近何も書いてなかったので下書きに埋まっていたものをお茶濁しにドロップ。今日会社の同僚(同じく非正規)の人と昼飯を摂って、フジロックの無料ステージだけを観に行くんですよ〜と話したら「夏やってますね!いいなあ」と言われて、俺はまだまだ夏をやれていたのか…と安心できた。夏をやっていきたい、もっと。


KONCOSのライブ動画に、新代田えるえふるでの生音演奏がある。
https://m.youtube.com/watch?v=XkdFUCe6iW8
https://m.youtube.com/watch?v=oXQhfieSfKs
こんな美しい光景は、酒場にしかない。みんなが酒を飲んで赤ら顔になって、最高の音楽を聴き歌いゆらゆら踊る。エネルギーは無く、寄り添う優しさで溢れている。泣きそう。

もう一つ、酒場演奏で大好きな動画があって、片想い「すべてを」の演奏だ。
https://m.youtube.com/watch?v=1rwgGiqMBD8
優しい。暖かい。普段外に出したくても、恥ずかしくて中々出せない気持ちが酒でゆるみ、アルコールの香気と一緒に漂っている。
こんな瞬間以上の幸せは無いんだろうなと思える時間が、動画にパック詰めされてもなお生きている。

酒のいいところは他人を許せるところで、大抵の粗や緩みは面白いものとして流される。僕は他人にも自分にも甘い人間で、何か苛烈な要求をしたり、とにかく「きちんとする」ことが嫌いだから、こういう緩んだ優しい空気感が大好きだ。人に勝つとか勝たないとか本当にどうでもいい。僕の負けで良いから、幸せに楽しくやりたい。


普段音楽を聴いているときも、酒を飲んでいると格段に楽しめる。
感情の振り子がデカくなっているからなのは勿論、「羞恥」とかいう勿体無いストッパーが無くなるところが大きい。特に人といるとき、互いに良い音楽を流し合っているときの楽しさはちょっと異質なぐらいだ。普段なら押し付け感の出る、そんな勧め合いだけど酒を飲んでいるときだけはスムーズに気持ち良く出来る。

酒を飲んでいない人は酒を飲んでいる人を白い目で見るが、同じく飲んでいる人は決してそんなことはしない。酒は優しい。だから、死ぬほどデカいタンコブが出来て目の周りが黒くなっても、全然腹が立たない。酒は面白い。

嘘でも、その瞬間だけでもいいから、人を許されたい・許したいから、いつも酒を飲んでいたい。そして音楽を聴きたい。酒が飲めない人には本当にすまないといつも思っているけど、飲んだら忘れてしまう。