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NordOst無能の人

学校ないし 家庭もないし 暇じゃないし カーテンもないし

Block Party @ 下北沢THREE&Basementbar

後輩に誘われて行ってみたら凄く楽しいイベントだった。ゴリゴリ。
マジックスパイス食べたり天井桟敷直系のバーでアブサン飲んで悶絶したりしながら時間を潰して会場へ。だいたいの酒は美味しく飲めると思ってたけどアブサンは無理だった。マジスパのポーク角煮の味が消えかけた。

着くや否や物凄い人と音。階段で潰れるサラリーマンからGEZANの人たち、スポルディングを履いたオタク、色々な人の交差点になっていた。THREEは後輩のインタビュー記事で凄く興味を惹かれていた場所で、良い機会を貰えて良かった。
http://spincoaster.com/interview-suganami-you-from-shimokitazawa-three

 

チケットフリーで入り放題出放題、ドリンクチャージすら無く、各々が音楽(と酒)だけを手繰り寄せ気ままに過ごす空間が広がっていて、クラブの体験をせず23になった自分には大変刺激的で楽しいイベントだった。こういうの欲しかったんです。
運営やパーティの開催意図は店主の方自らインタビューで述べられているから省くとして、マジで最高だったのでまた行きます、という一言に尽きる。これヤバい。

 

観たバンドはどれも良かったんだけどsuueat.が圧巻だった。骨が溶けるローファイ。金曜の度に観て生き返りたい。

眠気でフラフラになって井の頭線に乗ったらたけしこさんが座席の中央で眠ってた。反応がなくて救えなかった。王みたいだった。

翌日は3時まで寝て鶏胸とセロリのスープを作ってドリキャスでこの前買ったサクラ大戦をやった。ブラウン管テレビも込みでvapor度高め。ハレの日の後にはケの日が無いとバランスが取れなくなる。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00006LJSY/ref=cm_sw_r_cp_awdb_iNrizbWA03VMQ

Dot Dash Vol.2について覚え書き

先週のこと、若干久々の吉祥寺WarpでDot Dashを観た。本当いい日いい企画だなと月並みながら思いました。


1.Falls

至って爽やかなのにアウトロー感とか輩感的なものが全開だからオタクの僕はいつも内心ビビりながら聞いている。やる気が滾り過ぎててポカリのCMみたいなシチュエーションでカツアゲされてる気分になる。
メロのキャッチーさと展開が気持ち良くてFallsがトップバッターの日は必ず良い日になる気がする。一番好きな曲はUseless Day。

2.Shipyards

八王子で10年やってるキャリアの長さ、「いぶし銀系」とMCで言われてた通りの盤石感。周りの人にファンがすごく多い理由がよく分かる。スリーピースのFallsとはまた違った良さでギター2本のやり合いにテンション上がる。
Throat Lozengeという曲が本当に好き。

3.CARNIVAL

ポップスかキモい音楽が好きな自分にとってインストとかポストロックって綺麗過ぎてよく覚えられないことが度々あるけど、CARNIVALは毎度曲は勿論、それ以上に熱量が強烈に残る感じで定期的に見たくなる。剣じゃなくて斧、プリウスじゃなくてジープ。カサブタを剥がし続けてたら痕が消えずに残ってしまった感じ、ワンツーで剥がす。

4.突然少年

今回一番やられた。
SEがBOaTのCircle Soundで後ろから殴られた気分になった。BOaTというバンドの芽は、やはりあちこちにバラ撒かれていて、方々でとてつもない姿の実を付けているのかもしれない。CircleSoundは続く。
失礼を承知で書くとビジュアル面のインパクトが半端ない。ハードオフの店内かと思った。たま以来の衝撃と言っても過言じゃない。なのに死ぬほどかっこいい。
このバンドを高校生の時に知れていたら人生変わっただろうな…と思いながら暗かった頃のことを省みつつ、終演後1秒で音源を買った。出勤前とかによく聴いている。

5.SUMMERMAN

突然少年のインパクトに圧されることのない圧巻のライブだった。何回も観てるけど前のスタジオオリーブと今回はネクストレベル的なアレ。新曲がことごとく最高。Lioが大好きなSUMMERDIVEで放課後みたいなワンパク感を出していたのも良かった。白鳥はドラムが上手い。

青春からkoromogaeの流れは映画とか記録映像みたいな感覚で、日常から切り離された瞬間だった。越えた。
部活に入ったときにスゲーなこの人たちと思ったけどそれがそのまま突き詰められていることに希望を覚えた。俺だってなんかやりたいな…


自分はエモってジャンルの音楽を率先して聴く方かと聞かれたら決してそうでは無く、耳に入って来たものをたまに聞き齧るぐらいの受身な聞き方で、ともすればニワカと呼ばれるジャンルに位置している。
だけどライブハウスでライブを観るのにこんなに良い音楽は無いなと思っている。体感型。
そういう気持ちにしてくれたのはDot Dashを始めとしたWarp周辺のイベント、あと部活。憧れと誇らしさと素直な熱狂が合わさって興奮した。ありがたいことです。

 

 

(昼のPiwangがマジ美味かった)
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よりよい漫画は短編漫画

中古で1200円もした萩尾望都の自選短編集「半神」を読んでたらこんな時間になっていた。収録作品の中だとイグアナの娘が断トツで良くて放心した。あと半神なんか16ページの漫画だと気付けないぐらい濃く凝縮された恐ろしい名作だった。凄すぎる…

 

漫画を読んでいる間は自分の中から余計なものごとも含めて何もかもが無くなり、何をしている時よりも充足感を得られている。

特に短編集を読んでいる時は、一つ話が終われば次の話、息継ぎをする暇もなくどっぷりと漫画に頭を漬けることができる。

 

志村貴子という一番好きな作家と初めて出会ったのは読み切り「不肖の息子」だったし鬼頭莫宏と出会ったのはまた読み切り「彼の殺人計画」だった。

短編には作家のあらゆるエッセンスが詰まっているから自分に刺さる人かどうかすぐに分かる。後を追って集めるのも楽だし音楽のアルバムみたいに繰り返し楽しめる。

短編や掌編集、もしくは単巻完結の漫画は大作の前に軽視されることがしばしばあるけどそれはちょっとズレてると思う。

稲垣足穂は「詩は歴史に対し垂直に立つ」と言った、(と中島らもの本で読んだ箴言を孫引き)、とすると、短編は作家に対し垂直に立っている、なんて例えが浮かんで来るだろうか。

「このバンドは全然好きじゃないけどこの曲、この一枚だけ本当にいい」みたいなことを言いたかっただけか。

 

自分の読んで来た漫画の道筋でも振り返ろうかと思ったけど逆算して5時間しか寝れなくて明日の仕事の効率がカスになりかけているから中断する。

付記:この前共通意見として出たけど、Filmarksの漫画版が欲しい。読書メーターではなく漫画専用のものが。

GW四方山話

今日をもってゴールデンウィークが終わった。初めて意識するのがフリーターの身でとは思わなかったけど楽しかった〜。

 

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記録

5/2 退勤後 月光密造の夜@東京キネマ倶楽部

5/3 無軌道にドライブ 海ほたる→羽田

5/4 渋谷DAILYSHOPで靴を買う→漫画第二回

5/5 引き続き漫画第二回→光明泉@中目黒→別件で酒を飲む

5/6 吉祥寺 piwangとか→dot dash vol2@WARP

5/7 中野散策・天ぷら住友とか→ファミカセ展→渋谷まるこで酒を飲む

5/8 23歳になる 酒を軽く飲む

 

 

月光密造の夜とdot dashについては体力の残りを使って何か書こうと思う。スカートはやはり大好きなバンドだし突然少年にやられた。JAMFESの台風クラブやヘヤアズ、feverのムーンライダーズトリビュートの事を忘れていてミスった。

 

漫画の読み合いでは日を跨いで延べ17時間ぐらい読み倒した。斬り合いに近い。面白い漫画は本当に星の数ほどあって、1人では追いきれないから、こうして潮干狩り的にたまに補完していきたいと思った。

 

好きなことがおおよそすべて満喫出来てこれ以上ないぐらい良い気分。太ったこと以外は最高。こうして人生を浪費していく。痩せる。

 

追記:ユリイカこうの史代特集号が本当に良質な読み物でなべさん貸してくれてありがとうございました。

 

 

志村貴子「娘の家出」の終わりによせて

志村貴子「娘の家出」6巻を読んだ。最終巻。

ここ最近で一番いいと思った漫画だった。

前に2巻を読んだ時なんかは、感動した勢いでパッとtumblrで感想を書き殴った。それが定期的な感想アウトプットの始まりだったりする。とにかく大事な漫画が終わった。

 

娘の家出は、女子高生4人の人間関係を起点にツリー状にキャラクターの繋がりを広げていって、サブストーリーが連鎖的に生まれていくよう描かれている群像劇。

全てのキャラクターにある程度平等な掘り下げがなされていた(それを実行する作者の腕が物凄かった)だけに、どうしても最終巻からは駆け足な印象を感じた。あっさりし過ぎている。
これ、良かったけどおそらく打ち切りだろう。掲載誌のミラクルジャンプは休刊になっていた。

ただ、それは作品の魅力を損なうことじゃない。
むしろ、もう続きが読めないのか、という喪失感が一層名作たらしめている。超個人的な見解。


娘の家出の何が良いの?と聞かれたら、「人と人が向き合ってぶつかっている様」、これに尽きる。
端から見たら大した事のない問題で悩んで、それでも乗り越えていったり別の道を模索しようとする人の姿が淡々と描かれている。人間が描かれている。どこを切り取って読んでも泣きそうになる。

 

4巻の

 「なんで正しくあろうとすることにこだわるの?少しでもまちがったらいけないの?」

 

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という言葉は作品に通底する考え方のように思える。みんなまちがっている。
やっている事だったり、やり方だったり、考え方だったり、捉え方だったり。
色々、何かしら間違っている。「正しいこと」という言葉に実態はないんだよな、と思った。

 

志村貴子先生が「娘の家出」というタイトルに、「家出」という言葉を用いたのは、「自分の間違いと向き合った上で、それでもその先へ進むこと」を提示したかったからかな、なんて考えたりもした。

 

この漫画を通して、生きている全ての人は何かしら物語を背負って人生を作っているんだ、ということを改めて思った。
幸せという言葉が良く出てくる。先へ進むこと、主体的に生きることが幸せへ至る道なんだとこの漫画は示している。

別の作品、放浪息子では

「ぼくの夢は ぼくの夢と折り合いをつけること」

という素晴らしい言葉も出てくる。

志村貴子先生より人の姿の紡ぎ方が巧い漫画家は現状いないと言ってもいい。

 

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帯のフレーズもいい…マジで大好きな漫画… 

ギフトfromブラック企業

2週間分の小金が振り込まれた。初任給1/2ぐらい。はなまるうどんと牛丼屋を往き来する生活が終わった。

まさか金を貰えるとは思っていなかったけど一応動いてみてよかった。

 

・請求書をテンプレートに則って作成する

・タイムカードの写真を印刷して同封する

・送付時に内容証明郵便を選択

 

こういう嫌〜な封筒を総務部親展でスローイン。そしたらゴールデンウィークぐらいは遊べそうな余裕ができた。いい練習(何の?)にもなったし。

以降一切の連絡もなく、新しい仕事を勉強しながら楽しく過ごせている。スカッとした。

 

ライティングの仕事は想像以上に難しくて、今までいかに受け取り手の意識を持たず、手癖で書いていたかということがよく分かった。

ダメ出しされる度に別の書き方や見せ方を考える、情報の吸い上げ先を見直す、こんな作業が楽しく出来るのは得だと思った。

待遇の良さも間違いなく仕事へのモチベーションに繋がっているけど、それ以上に自分は何か書くことが好きだということがよく分かった。

 

会社の冷蔵庫の中身を好き勝手飲みながら日々楽しく研修中。帰りにスーパーポテトで駄菓子を食ったりなんてことも出来ちゃう。これでバイトの身分じゃなかったら最高なんだけどなあ

4/13 あだち麗三郎まつり@渋谷www

当日券で片想いを観に行った。自分がどんな状態でも絶対に観たいバンドだ。

結果前から気になっていたHei Tanakaに終始心を持ってかれ続けた。何が起きているのか分からない、幸せな不条理に殴られ続けるライブはDeerhoof以来で本当に良い体験だった。CIRCLE観に福岡まで行きたい。

 

片想い、今回も正道じゃない感じのセットを組んで来て嬉しかった。最低限のお約束だけ踏襲しつつ毎回違う。客に媚びるでも無く、自分たちのやりたい事をその場のムードでやっている感じが眩しい。こういう大人になりたい。

 

あだち麗三郎クワルテットは、あだちさんのちょっと飛んでるパーソナリティを巧くバンドに落とし込んでいてプロを感じた。新曲の夏の化身がサマージャム95の空間に辿り着く前の子供たちにとっての夏を完璧に表現して良かった。

 

最後のアンコール、出演者全員での富士山という曲を演奏していて、月並みだけど、これが音楽をやるって事なんだなと五感で受け取った。

 

帰りにデイリーヤマザキで買った安い缶チューハイが本当にまずかった。

あー楽しかった。

 

 

片想い セットリスト

0.コント 

1.片想インダdisco

2.環状八号線(新曲)

3.求魂(レ点で魂求む)

4.感じ方

5.Party kills me!

6.tristeza de carnaval(哀しいパーティ)

7.山の方から来てくれればいいのに

 

 

MCで9/9に企画をやるらしい事と新譜を出すらしい事とアド街でシンさんの銭湯がOAされるかもしれない事をテキトーに言っていた。テキトーが許されるのは悪い事じゃない。